日々のなごはく。

名護博物館ブログ

久米島に行ってきました!その1

今年も、沖縄県博物館協会総会・春の研修会に4名(博物館職員3名+友の会1名)で参加してきました。
今回は、去年の宮古島(記事はこちら)に続き、離島久米島での開催でした!

一日目の研修会では、3名の方からそれぞれの博物館で行っている取りくみについてのお話がありました。
今回のテーマは「博物館の教育力」。学校への出前講座や持ち運び可能な学習支援キットのお話など、とても関心の高い内容でした。

個人的に印象に残ったのは、「自分が楽しまなければ、博物館の魅力を人に伝えることはできない」というお話。
これはその通りだなぁ、と思いました。

2日目は、現地研修。久米島博物館職員の案内で城址を中心に見て回りました。


伊敷索(ちなは)城跡
今回の研修場所だった久米島博物館の目の前にあります。
地元ではとても敬われている場所でめったに人が入ることはないそうです。


比屋定(ひやじょう)バンタ
天気がいいと、粟国島渡名喜島慶良間諸島が一望できるのですが・・・
この日は、海上に霧が出ていて見えませんでした。残念!


宇江城城跡
標高300m強の山の頂上にある城で、県内で最も高い場所にある城とのこと。
石積はこのあたりで産出する安山岩(火成岩の一種)が使われているそうですが、このような高い場所まで運んできた当時の苦労は並大抵ではなかったでしょうね。

研修は午前で終了。
一泊の短い研修でしたが、他館が頑張っているのを見て、自分たちも頑張らなければ!と思いました。これが研修のいいところですね。

さて、せっかく久米島にいったので、去年と同じように研修以外にもいろいろと回ってきました。
その2に続きます!

(NM)