日々のなごはく。

名護博物館ブログ

秋の嘉津宇岳 その3 タカの渡りというより・・・?


嘉津宇岳山頂と高積雲(2014.10.24 撮影)

今年(2014年)の嘉津宇岳では、10/22(水)を最後にサシバの渡りは確認できていません。
今日(10/29)は、鳴き声も少なく、森の中もサシバの気配が少なかったように思います。

前回まで記事はこちら ⇒ その1(10/1)その2(10/21)
タカがいない時は退屈なものですが、今日は、展望台の前にあるカンヒザクラに小さな来客がたくさんあり、飽きませんでした。


太陽が東の雲から顔を出す前に姿を現したヤマガラ

模様がきれいです。

ん?なんか変なヤツが見ているぞ?


飛んでいるオオシマゼミを見事にキャッチ!

暗い画像を補正したので、色が少しおかしいのはご容赦を・・・


続いてやってきたシジュウカラ

メス(右)。おなかのネクタイのような黒い帯がオシャレ。

オス(右)。黒い帯が太め。


今年は嘉津宇岳であまり見かけていなかったコゲラも登場。


静かなセミがいるな・・・と思ったらオオシマゼミのメスでした。
おしりの産卵管を枝に押し当て、産卵?

帰りの林道では、アサギマダラを30頭以上見かけました。
日々増えています。マーキング個体もちらほら見かけるようになりました。
今日は、6個体にマーキング確認!
・・・といっても、ここ数日のうちに周辺でマーキングされたようです。


昨日(10/28)マーキングされたばかりのアサギマダラ。

今日みた中で一番古かったのは、10/21のマーキング。約1週間前ですね。

この個体は、違う人のものと思われる複数のマーキング。
はねもボロボロで修羅場をくぐっていそうです。

どうやら、アサギマダラのファンが集結しつつあるようですね(笑)

今日は写真に撮れませんでしたが、

メジロや、

コノハチョウ(沖縄県天然記念物)

なども見かけます。
今、気づきましたが、両方とも名護市のシンボルですね。

(NM)