日々のなごはく。

名護博物館ブログ

ぶりでぃ子ども博物館 キビ刈り&黒糖づくり

1月18日(日)、1月24日(土)と2週続けてキビ刈り&黒糖づくり講座を行いました!
ぶりでぃ子ども博物館事業の一つですが、黒糖づくりの方は、名護市教育の日関連事業として一般公開もしました。
その様子を少しだけご紹介!

まずは、キビ刈り

今年は、川上にある畑でキビ刈りをさせて頂きました。

斧を使って、サトウキビの根元を切ります。
けっこう力を使いますが、子どもたちは慣れると難なくこなしているようでした。


次に、先が2つに分かれた落葉鎌を使って、葉を落とします。
手を切らないよう、鎌の上を持ちます。


二人でやるとやりやすい!


10本ほどをヒモで束ねて・・・


車の荷台へ。今年の収穫量は約290kg。
いつもより少なめですが、あまり取りすぎると黒糖を作るのに夜中までかかってしまうので、これぐらいでちょうどいいかも・・・

さて、日を改めて翌週の黒糖づくり
いよいよ、キビを絞って黒糖を作ります。

いい天気にも恵まれて、たくさんの参加者が集まりました。


サーター(砂糖)車の鉄の歯車にキビを入れて汁をしぼっていきます!


歯車は人力で動かします。10回転で次の組に交代〜!


電動のキビ絞り機も併用しましたが、効率はやっぱりこっちの方がいいですね。


絞り汁をバケツに移して重さを量ります。
このときに、目の細かいネットでこして、余計なゴミは取り除きます。


シンメーナービー(四枚鍋)でキビ汁をグツグツ煮込みます。
そのままだと固まらないので、石灰を入れて、弱アルカリ性になるよう調節します。


最後の仕上げ!棒を使って、ひたすらかき回します。
空気を入れることで、固まりやすくなるのだとか。


完成〜!!


今年の出来は、ここ数年では一番でした!

【オマケ】
キビの絞り汁を煮詰めるのは、何時間もかかる作業なので、その間に他のことも体験。
ちょうど黒糖づくりに合わせて名護博物館友の会のムーチーづくりも行っていたので、まずはそれに参加。


もち粉をこねて・・・


サンニン(ゲットウ)の葉に巻いて蒸したら・・・


出来上がり!


ムーチーづくりの後は、稲刈りのときに出たワラを使って、ワラ馬づくりに挑戦!


うまくできたかな?

(NM)