年度末も近づき、小学校の博物館見学が毎日のように予定に入ってきています。
昨日見学に来てくれた名護小学校3年生の皆さん。
アーグーのはく製を前に、ひでき学芸員が命を頂く食の大切さについて力説していました。
そんな光景を横目にしつつ、私は同じタイミングで入っていた塩屋小学校の出前授業に出かけました。
塩屋小は、名護市のおとなりの大宜味村にある学校です。
「昔の道具を使ってみよう」というテーマで、今年で3年目の実施になります。
昔のアイロン。電気コードなど、もちろん付いておらず・・・
少し重いですが、使い勝手は現在のアイロンとほぼ同じ。
しわもきれいにのびます。
洗濯板。なぜか子どもたちに大人気。
知名度が高いからでしょうか。
黒電話。今でも現役です。
子どもたちに聞いたら、おじぃ、おばぁの家で使っているという応えも返ってきました。
鰹節削り器で鰹節を削る!
これがなかなかムズカシイですが、校長先生が子どもの頃に日課にしていたようで、華麗なお手本を見せて下さいました。
タマウーキで水中の文字をチェック。
今はプラスチック製の箱メガネがホームセンターなどで売られていますね。
水面が波立っているときに、タマウーキはその力を発揮します。
このような感じで、昔の道具を使って色々な体験をしているうちに、あっという間に時間が過ぎました。
昔の道具を色々見てみると、材料は変わったけれど形はほとんど変わらないもの、全く別の道具に見えるほど形の変わったもの、現在は使われなくなってしまったもの・・・などなど、人のくらしの移ろいによる道具の変化も様々なんだなぁ・・・ということに気づきます。
そんなこんなで、まとめの話をして、無事終了!
子どもたちも、楽しみながら学べたようで良かったです。
(NM)