日々のなごはく。

名護博物館ブログ

名護博物館友の会 程順則ゆかりの地巡見ツアーに行きました! その1

11月3日文化の日に、友の会のイベントとして、博物館スタッフと名護博物館友の会の会員のみなさんとで、程順則ゆかりの地巡見ツアーにいってきました。

名護親方として有名な程順則ですが、出身は那覇の久米村ですのでゆかりのある場所は、那覇の久米を中心に点在しています。

現在、程順則の子孫の方の墓所は、識名霊園にあります。
まずはお墓参りからということでしたが、いきなりお墓というのもなんなので、
近くの識名園をたずねました。

識名園は、1799年に完成した琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や冊封使の接待などに利用されたそうです。1941年、国の名勝に指定され、戦禍で壊滅後、1976年に再指定。2000年には国の特別名勝に指定され、同年12月にユネスコ世界遺産として登録されたそうです。

園内を一通り廻ったあと、識名霊園へ行きました。

同じようなたくさんのお墓が並ぶ中にひっそりとその場所はありました。

唯一、大正11年に沖縄史跡保存会によって建てられた「程順則名護寵文之墓」の碑によって
存在がわかりました。

近隣のお墓のみなさま、大変お騒がせしました。


続く