今年度も残すところわずか、バタバタとした日々が続いています。
じきに4月だというのに、まだ肌寒い日もありますが、
今日は日差しがあって暖かい一日でした。
夜、博物館の中庭からは、リュウキュウカジカガエルやヒメアマガエルの鳴き声がきこえてきます。
暖かくなってくるこの季節、生きものたちの目撃情報も増えてきます。
3月に入ってから、アマミタカチホヘビが3尾立て続けに博物館に持ちこまれました。
2尾は名護岳周辺の林道で干からびて死んでいたものですが、古我知で見つかった写真の個体は元気でした。
この季節によく目撃情報が寄せられる、おとなしくてかわいいヘビです。
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日中は倒木や石の下に潜んでいて、夜動き回るため、普段なかなか目にする機会はありません。
草刈などの作業時や、朝の散歩のときなどに見つかるパターンが多いように思います。
先日は夜暖かいときに、名護岳で歩き回るイボイモリも見られました。
そろそろ産卵の時期です。
また、私は確認できませんでしたが、週末にシジュウカラの幼鳥が保護されて博物館に持ちこまれたようです。
鳥たちの繁殖シーズンも始まっているようですね。
今年はどんな生きものたちに会えるのか楽しみです。
(NM)