講座やイベント等で慌しい夏休みが終わりました。
8月中旬には、毎年の恒例となった「夏休みこども昆虫標本づくり講座」を行いました!
名護市内に住んでいる親子(小学生以上)を対象とした講座です。
講師の先生方は沖縄昆虫同好会の皆さん。
午前中は、博物館の近くを歩いて昆虫を採集しました。
博物館から歩いて5分程度で、名護岳周辺の豊かなフィールドがあります。
班ごとに分かれて、昆虫採集開始!
成果としては、トンボ、チョウが多めでした。
お昼休みをはさんで、午後はいよいよ標本作り。
自分たちがつかまえた昆虫に加えて、先生方が事前に準備してくださった昆虫を使って標本を作っていきます!
トンボの標本を作るときは、体の中に芯を入れます。
これをしないと、後でおしりが取れたり曲がったりしてしまいます。
チョウは展翅版(てんしばん)と呼ばれる道具をつかって、翅(はね)を広げて固定する作業を行います。
きれいにできました!
他の昆虫は、足をひろげて形を整えながら針で固定していきます。
子どもだけでなく、保護者の方も一生懸命に標本作りに取り組んでいました。
標本を作るのには時間がかかります。
この日は、形を整えるところで終了しましたが、この後にまだ乾燥させる作業があります。
乾燥した標本に採集情報などを書いたラベルを付け、標本箱に納めてようやく完成となります。
ちょうど、この記事を公開する頃には標本が出来上がっているはすですが・・・果たしてうまくできたでしょうか。
暑い中参加された皆さん、お疲れ様でした!
毎年お世話になっている講師の先生方、ありがとうございました!
(NM)