昨日の夕方、ギャラリー前にはランドセルが散らばっていました。
持ち主たちは・・・というと
ギャラリーで展示会中の絵画サークルのみなさんと優雅にお茶しています。
あの絵がどうの、この絵はどうだと。
隣接する小学校の生徒は、毎日毎日自分のなわばりを見回るがごとく博物館へたちよります。
オープンスペースを通り過ぎるだけの子もいれば、宿題のノートと教科書をひろげる子、ぺちゃくちゃとおしゃべりを続ける子といろいろな子がいます。
他のお客さんの迷惑にならないかぎり注意はしませんが、遊びに夢中で毎回怒られる子もいます。
この風景がみられるのももうちょっとの間かもしれません。
博物館の移転先は、近隣に学校が複数あるとはいえ距離があり学校帰りに通り抜けることができる子は限られるでしょう。
今学校帰りに立寄っていく子供達のように、博物館を身近なものとして感じてもらえるよう新博物館でも様々な工夫をしなければいけないと思う毎日です。(Y.T)