日々のなごはく。

名護博物館ブログ

秋の嘉津宇岳2019 その4.5 名護でも雲海?

毎朝続くタカ渡り調査。

このブログでは、タカたちの渡りの季節で見られる他の動物や景色、気象現象なども紹介しています。毎朝山に通っていると、めずらしい光景に出くわすこともあるのです!

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市街地上空一面をおおう雲(2019年10月18日 嘉津宇岳)

今日(10/18)は、暖かい南風の影響で早朝から名護市街地の広範囲で霧(層雲)が発生していました。私の家の周りも霧で周辺がほとんど見えない状況でした。

ところが、嘉津宇岳の展望台より上空は晴れており、雲海のような景色が見られました。嘉津宇岳展望台の標高はわずか270mほどですので、それより下で霧が発生していることになります。

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宜野座方面の山々と雲海(2019年10月18日 嘉津宇岳)

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市街地上空を覆う雲(2019年10月18日 嘉津宇岳)

展望台より上の山頂付近が一面霧で覆われることはよくありますが、今回のようにその逆のパターンはめずらしいです。

幻想的な光景に、嘉津宇岳メンバーは大喜びで「早起きは三文以上の徳だねぇ~」などと話していました。
なお、上の写真3枚は前に名護博物館で働いていたSさんの提供によるものです。

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市街地を背景に飛ぶサシバ(2019年10月18日 嘉津宇岳)

メインであるサシバの渡りは、パッとしませんでしたが・・・ 

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低い位置の雲(2019年10月18日 嘉津宇岳)

毎回のようにつぶやいていますが、嘉津宇岳の展望台は地表から低い位置にあるので、写したい景色の前にどうやっても電線や木々が入ってしまうのが・・・惜しい!!

(NM)