度々話題にしている集落図です。
今回は、荷馬車です。
上の図では草?藁?を積んで運んでいる様子が描かれています。
馬もそれほどおおきい種類ではないようですので、
在来馬かと思われます。
やんばるでは、馬はとても有用な家畜だったようです。
田畑を耕すことや、荷物を運ぶということに1960年代までよく使われていたようです。
農耕なら牛が・・・とも思いますが、
小回りがきいてよかったそうです。
牛は、力が強いので深い田があるところでは
田を鋤くのに使った(名護市史刊『民俗2』p.192)と記述がありました。
名護博物館の展示室には、
最初の図にあるような雰囲気で馬と荷車が展示されています。
図から抜け出してきたようです。
馬は在来の宮古馬。
荷車も実際に使っていたものです。
車輪が自動車のタイヤに替えられていて
少しだけ近代的な雰囲気です!? ・・・しないか!(Y.T)
※現在、常設展示室は公開休止中です。
過去の記事
Part 3→ http://nagohaku.hatenablog.com/entry/2020/01/22/115852
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