海に囲まれた沖縄では、海岸を縁どるようにアダンが生えているのを目にします。
昔から沖縄ではこの植物を利用してきました。籠(かご)や敷物(しきもの)、草履(ぞうり)、縄(なわ)など。様々にその姿をかえ、アダンは人々のくらしの身近にありました。名護博物館の資料には、アダン葉で作られた昔のパナマ帽子などがあります。
先日、名護博物館友の会のイベントで、このアダン葉を使って小物入れを作る講座を開催しました。参加者は8名。初めての方もいらっしゃいます。はたして上手に作れるのでしょうか!?
なお、このイベントは下の記事の続きですので、よかったらそちらもどうぞ!
まずは講師のS里さん(名護博物館友の会)からの説明。様々な小物づくりに試行錯誤しながら取り組んでいます。
上の写真は、先生が作った様々な小物ラインナップ(本は別物です)。
底の部分から編みこみスタート!写真の様にいげた(井桁)に編んでいきます。
底の部分が少しずつ大きくなってきました。
一番の難関は角の立ち上げなのですが・・・
皆さん、これも難なくこなし、縁の仕上げをしたら出来上がり!
全員、上手にできました!!
今回参加してくれた皆さん、講師のS里さん、刈り取り準備をしてくれた友の会の皆さん、当日のお手伝いを引き受けて下さったS田さん、お疲れ様でした&有難うございました!
(K.K)