先月末の1月31日(土)に21世紀の森体育館で行われた「名護サイエンスフェスタ2015」に出展しました。
名護博物館のブース。
骨など、体の一部の標本を見て、生きものの姿を考えてみるコーナー。
手に持っているのは、ザトウクジラの肋骨ですが、子どもたちからは「ヘビ!」、「ジンベイザメ!」などの声。
クジラの骨と言うとびっくり。実際に手に持ってもらうとその重さにまたびっくり。
生の資料にさわれるというのが、大きな魅力の一つのようです。
この間作ったばかりのシロハラのはく製も喜んで手に取って見ていました(一日つぶして作ったかいがありました)。
子どもたちだけでなく、竿ばかりを昔使っていた年代の方にも好評でした。
立体視を使って、生きものを探す・・・的なコーナー。
子どもたちには少し難しかったよう。
というよりは、説明の仕方の問題でしょうか。課題が残ります。
今回は、サイエンスということで、草笛や指ハブなどを作りながらその仕組みを考える・・・というスタンスでやってみました。
また、羽の傾斜角が異なる竹とんぼもいくつか用意して、飛ばしてみたり。
草木おもちゃ作りはいつやっても人気です。
今回も途切れることなく参加者がいました。
ペットボトルを使った、簡単な大気圧や水圧の実験、偏光板を使った実験などで、子どもたちも興味津々。
今後も博物館に新たな科学の風を吹かせてくれることに期待です!
ところで、博物館ブースのすぐ裏は、一昨年の化石展でお世話になった博物館友の会の土橋さんの化石コーナーで、こちらもにぎわっていました。
さて、名護博物館の基本テーマは「名護・やんばるの生活と自然」ですが、科学的な視点からこのテーマを見てみると面白い発見がたくさんありそうです。
今回、初のサイエンスフェスタへの参加で色々試行錯誤もありましたが、これを機会に身近なくらしや自然を科学的なプロセスで学ぶ講座やプログラムも増やしていけたらいいなぁと思いました。
(NM)