日々のなごはく。

名護博物館ブログ

名護・やんばるの戦争展 開催中

昨日6月23日は慰霊の日。第32軍司令官牛島満司令官と長勇参謀長が摩文仁で自決し沖縄における組織的戦闘が終結したとされる日です。実際には戦闘がこの日を境に終結したわけではなく、アメリカ軍による掃討作戦が開始され多くの日本兵や民間人がなくなっています。7月2日にアメリカ軍は沖縄における戦闘の終了を宣言、9月7日に降伏調印が行われました。

昨日も多くの方々にギャラリーに足を運んでいただきました。
今回の展示での目玉のひとつが昭和20年4月から6月にかけての米軍の攻撃により破壊された名護の市街地のパノラマ写真です。

この写真は元々は4枚の写真で、同じ場所で撮影されていることに着目してパノラマ化を試みたものです。
さらに、同じ撮影場所で現在の様子も同じくパノラマ写真で比較しています。
それにより当時の悲惨な状況がよりリアルに伝わってきます。
7月9日までの展示ですので、まだ見ていない方は是非足をお運びください。