日々のなごはく。

名護博物館ブログ

自然―陸

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その7 ~アサギマダラなど~

毎朝のタカ渡り調査を続けていますが、嘉津宇岳では10月19日を最後にアカハラダカの姿を確認できていません。 また、サシバについても、越冬すると思われる個体の姿は確認していますが、渡りの個体は0~10羽未満の日が続いております。 調査は10月末まで続け…

中庭にサシバ到来

サシバ(2023年10月16日 名護博物館中庭) 数日前から新館の中庭でサシバが姿を見せ始めました。沖縄名にもなっている「チンピー」という鳴き声も聞こえてきます。

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その6

少し間が空きましたが、毎朝のタカの渡り調査は続いています。今年は天候に恵まれたためか、過去最高のアカハラダカの渡りの個体数がカウントされています。 嘉津宇岳では、今日10/14までにアカハラダカ9,940羽、サシバ1,218羽の渡りをカウントしました(数…

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その5

今日の嘉津宇岳では、881羽のアカハラダカの渡りをカウントしました。 嘉津宇岳山頂とアカハラダカの群れ(2023年9月27日)

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その4

アカハラダカの渡りのピークが続いています。今日(9月26日)の嘉津宇岳では、1,535羽のアカハラダカの渡りをカウントしました。 アカハラダカの群れ(2023年9月26日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その3 ~観察会2日目~

観察会2日目の今日も素晴らしい天気で、嘉津宇岳では2,653羽のアカハラダカの渡りをカウントしました。 アカハラダカの群れ(2023年9月24日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その2 ~観察会1日目~

今日は晴れて視界も大変良く、今期に入ってから最高の319羽のアカハラダカの渡りをカウントしました。 アカハラダカの群れ(2023年9月23日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2023 アカハラダカ・サシバ渡り調査 その1

今年もはじまりました!秋に琉球列島を通過して南へ渡っていくアカハラダカ・サシバの渡り調査です。 アカハラダカの幼鳥(2023年9月19日 嘉津宇岳) 毎朝7時~9時、名護博物館と同友の会等関係者によって、名護市内の名護岳、嘉津宇岳で渡っていくタカのカ…

新館緑地の生きものたち その②

全国で記録的な暑さが確認されていますね。沖縄も暑い日が続き、夏本番という感じです。 これから夏休みにも入り、海や山、川など自然の中に遊びに行く機会が増えそうですが、熱中症には気をつけたいところですね。 ・・・さて、新しい名護博物館の中庭には…

新館緑地の生きものたち ~夏の気配~

先週に台風が沖縄を通過しましたが、その頃から急に蒸し暑くなり、夏の気配を感じている今日この頃です。 新館の緑地では、6/2にリュウキュウアブラゼミ、6/8にクマゼミの初鳴きを確認しました。まだ本格的には鳴いていないですが、じきにセミの声でにぎやか…

新博物館屋外作業と季節の彩り

毎月第4木曜日は、館内整理日で休館となっております。先日は、なごはくサポーターの皆さんと一緒に、新館敷地内の林内散策路を整備する作業を行いました。 新館屋外作業(2023年3月23日) 上の写真は、歩きやすいように段差を作っているところです。周辺で…

新館敷地で桜など開花

こんにちは。 全国的に記録的な寒波が到来しており、今週は沖縄でもかなり冷えこむ日がありました。一昨日の朝は、寒さで動けなくなった魚などが名護市内の海岸に打ちあがっているという情報も当館友の会メンバーから届けられました。 そんな中でも、新博物…

今年はドングリ豊作の年

今年の秋はドングリが豊作の年と言われています。 ドングリをつけるイタジイ(2022年10月18日 名護岳) 名護・やんばるの森で主に見られるドングリのなる木は、イタジイ(オキナワジイ、スダジイ)、マテバシイ、アマミアラカシ、オキナワウラジロガシの4種…

リュウキュウオオコノハズク 翼の標本

先日、名護市内からフクロウ類のバードストライク情報が同じ日に2件続けて当館に寄せられました。 バードストライク(鳥類の人工物への衝突事故)で多いのは、鳥たちには見えないガラスにぶつかる事例です。1件はしばらく休んで無事に野生復帰、もう1件は動…

迷いトンボ

最近、夕方になると建物内に迷いこんでくるトンボを見かける機会が多かった気がします。現在、新博物館づくりに伴って新館と旧館を行ったり来たりしていますが、9~10月の間に新館で2回、旧館で2回迷いトンボを見つけました。 カトリヤンマ♀(2022年10月29日…

秋の嘉津宇岳2022 その2 アカハラダカ・サシバ渡り調査

今週に入って、まとまったアカハラダカの群れが観察され始めました。 アカハラダカの群れ(2022年9月22日 嘉津宇岳) アカハラダカのオス成鳥(2022年9月22日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2022 その1 アカハラダカ・サシバ渡り調査

今年もタカの渡りのシーズンを迎えました。 アカハラダカ幼鳥(2022年9月15日 嘉津宇岳) 例年どおり、名護博物館友の会等の関係者と協力して、名護市内におけるアカハラダカ・サシバの渡り調査を行っております(名護岳・嘉津宇岳)。 このブログでは、私が…

常設展示室の片付け

新博物館本館の完成予定が来月に迫っています。建物の完成の後は、展示物の制作や設置を行っていく予定です。 先日は、資料の引っ越しに備えて、現博物館の常設展示室の一部が片付けられました。 片づけられた常設展示室(2022年8月)

黄昏に染まるターブク

黄昏時の水田(2022年8月 名護市川上) 先日、名護市の羽地川上を通りがかったときに、2期目の田植えが終わった水田(ターブク)が目に入りました。 沖縄は気候的に稲作の2期作が可能です。以前は、この時期に子ども対象の稲作講座を行うのが毎年の恒例でし…

なごはくサポーター研修&新館屋外作業

今年度のなごはくサポーター研修の第一回目を行いました。 なごはくサポーター研修(2022年5月19日)

野鳥観察会改め野鳥勉強会

先週から今週にかけて愛鳥週間で、名護博物館友の会では野鳥観察会を予定しておりましたが・・・ 野鳥勉強会(2022年5月14日 名護博物館)

野鳥の子育てシーズン到来

先月から名護博物館のまわりで野鳥たちが産卵・子育てをしている気配があります。 オキナワシジュウカラのヒナ(2022年4月16日 名護博物館) 今日は、窓の前にある木の上に、巣立ち直後のオキナワシジュウカラのヒナが数羽いました。親鳥に誘導されて、かわ…

新博物館屋外作業など

あっという間に3月、年度末になってしまいました。忙しい日々が続いております。 さて、今日は新博物館の屋外作業の日(今年度最後)でした。 「名護博物館友の会」や「なごはくサポーター」、その他関係者の協力も頂きながら、新博物館の屋外作業を定期的に…

スズムシソウの一斉開花、桜と共演

少し前に紹介した、6年周期で一斉開花するコダチスズムシソウ(セイタカスズムシソウ)。 前回紹介したのは嘉津宇岳でしたが、少し前に、加えて八重岳周辺(本部町)に足を運んだところ、群落の一斉開花がピークを迎えていました。ちょうどカンヒザクラも開…

リュウキュウアカガエルの産卵地にハリガネムシ

今年もあとわずかとなりましたが、自然界に年末年始はないわけで・・・名護市内の川の源流では、リュウキュウアカガエルが産卵のシーズンを迎えています。 しかし、冒頭で紹介するのはカエルではなく、ハリガネムシです! ハリガネムシ(2021年12月11日 名護…

嘉津宇岳のコダチ(セイタカ)スズムシソウ一斉開花!

嘉津宇岳のコダチスズムシソウ(セイタカスズムシソウ)の一斉開花が始まっています! コダチスズムシソウ(2021年12月12日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2021 その5 アカハラダカ・サシバ渡り調査ほか(仮集計結果)

あっという間に11月になり、アカハラダカとサシバの渡り調査も一区切りつきました。 朝日を望む(2021年10月20日 嘉津宇岳) 10月の後半は、タカというよりは景色を見に現地に通っていたように思います。 朝日を浴びるサシバ(2021年10月20日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2021 その4 アカハラダカ・サシバ渡り調査

今日の朝の嘉津宇岳は天気にも恵まれ、予想通り多くのタカの渡りを観察することができました。数日続いた雨で足止めされていたと思われるタカが一気に渡っていったのでしょう。 アカハラダカの群れ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2021 その3 アカハラダカ・サシバ渡り調査

嘉津宇岳では、10月8日あたりから渡りの主役がアカハラダカからサシバに完全にシフトしたように思います。 サシバ(2021年10月9日 嘉津宇岳) 早朝のサシバ群れ(2021年10月9日) サシバの渡りはアカハラダカより早い時間帯に見られるため、6時台に調査を開…

秋の嘉津宇岳2021 その2 アカハラダカ・サシバ渡り調査

毎朝続けているアカハラダカの渡り調査ですが、今月の26日にピークを迎え、嘉津宇岳で1,310羽の渡りをカウントしました。同じ日に名護岳でも1,364羽をカウントしたようです。 月とアカハラダカ(2021年9月26日 嘉津宇岳)