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名護博物館ブログ

秋の嘉津宇岳2022 その2 アカハラダカ・サシバ渡り調査

今週に入って、まとまったアカハラダカの群れが観察され始めました。

アカハラダカの群れ(2022年9月22日 嘉津宇岳)

アカハラダカのオス成鳥(2022年9月22日 嘉津宇岳)

嘉津宇岳では、9月22日に約430羽、9月23日に約220羽のアカハラダカの渡りをカウントしました。名護岳でも同じ日にそれぞれ約1,000羽、約200羽の群れをカウントしています。

今日(9月24日)は悪くない天候でしたが、嘉津宇岳では約10羽程度の群れしか見られず、また、バラバラに降りてしまい渡りには至りませんでした。

群れの大きさからみても、まだ渡りのピークが来ているとは言えない状況と思われます。

明日も天気は良いようなので、大きな群れが出ることを期待します!

ヒイロトゲナシケバエ(2022年9月22日 嘉津宇岳)

交尾したまま飛び回るヒイロトゲナシケバエ多数。タカの観察時に紛らわしいほど多いです。ここ数年、春と秋に飛びまわる光景はおなじみのものとなりました。

ただ、名護岳に比べると、嘉津宇岳は以前はこれほど多くなかったと思います。

(NM)