毎朝続けているアカハラダカの渡り調査ですが、今月の26日にピークを迎え、嘉津宇岳で1,310羽の渡りをカウントしました。同じ日に名護岳でも1,364羽をカウントしたようです。
名護湾側の遠くに見える群れ。背景に写っているのは平安座島の石油タンクです。
26日のピーク後も渡りは続いていますが、なかなか近くで大きな群れが観察できていません。
本日29日はアカハラダカの姿は見えるものの、強風に翻弄され観察時間中に渡っているような気配はありませんでした。
群れのサイズが大きいときは、撮影した写真からパソコン上でカウントしています。
9月28日までのカウント結果をまとめました。データは暫定的なものですので、今後の見直し等によって修正する場合があります。
嘉津宇岳・名護岳合わせて、これまでのアカハラダカのカウント数は1万羽を超えました。
例年だと、10月初めにもう1回ピークが来ることが多いのですが、今年はどうなるでしょうか?
(2019年には、10月3日に嘉津宇岳で2千羽以上カウントされたことがあります)
なお、9月26日からはサシバも姿を現すようになりました。
今後の渡りの主役は、アカハラダカからサシバにバトンタッチですね。
(NM)