今年もはじまりました！
秋に琉球列島を通過して南へ渡っていくアカハラダカ・サシバの渡り調査です。
毎朝7時～9時、名護博物館と同友の会等関係者によって、名護市内の名護岳、嘉津宇岳で渡っていくタカのカウント調査を行っています。
本ブログでは主に嘉津宇岳で見られるタカの渡りやその期間中に見られる自然の様子を紹介しています。
名護岳については、下記のブログ（メンバーの個人ブログ）からご覧ください。
嘉津宇岳では、9月11日から調査を開始して約1週間が経ちましたが、数日前から十数～50羽程度のまとまったアカハラダカの群れが観察されるようになってきました。
ただ南よりの弱い風のためか、バラバラとまとまりなく飛んで渡ったのかどうかよくわからない状況が続いています。
今日はわりと近くでアカハラダカを見ることができました。上の写真は目（光彩）が黄色のメスです。アカハラの名のとおり、胸から腹にかけて赤みがかった体色です。
やや遠いですが、目（光彩）が黒っぽいアカハラダカのオスです。
アカハラダカとほぼ同じサイズのリュウキュウツミも混じっています。現場では遠いと肉眼でなかなか区別しづらいですが、他のタカに対して攻撃的なので、行動から判別できることが多いです。
アカハラダカの観察会
こじんまりとではありますが、今週末は久々にアカハラダカの渡り観察会も行う予定です。まだ大きな群れは出ていないので、観察会のときに見られるといいのですが！
事前申込等は不要、参加自由ですので、下記をご確認の上、お気軽にご参加ください。
● アカハラダカ渡り観察会
日時：2023年9月23日（土）、24日（日）7時～9時
場所：嘉津宇岳登山道前広場（Googleマップで見る）
※ 事前予約などは必要ありません。
※ 双眼鏡をお持ちの方はご持参ください。
※ 保険等はかけませんので、安全対策は各自で十分気をつけてご参加ください。
※ 雨天の場合は中止します。
なお、当日の時間帯は館に職員不在のため、電話問い合わせには対応できませんのでご了承ください。
（ＮＭ）
