日々のなごはく。

名護博物館ブログ

アカハラダカの渡り、ピーク到来か

毎朝行っているアカハラダカの渡りカウント調査、

9月24日は天気に恵まれ、名護岳で約800羽、嘉津宇岳で約600羽のアカハラダカの渡りを見ることができました!

f:id:nagohaku:20190925200807j:plain

アカハラダカ(2019年9月24日 名護岳)

f:id:nagohaku:20190925200748j:plain

アカハラダカの群れ(2019年9月24日 名護岳)

7時すぎ、周辺の森から姿を現したタカたちは、優雅に旋回しながら空高く舞い上がっていきました。

f:id:nagohaku:20190925200741j:plain

アカハラダカの群れ(2019年9月24日 名護岳)

9時前まで、ほとんど絶え間なくアカハラダカの渡りが見られました。

f:id:nagohaku:20190925200803j:plain

アカハラダカのオス(2019年9月24日 名護岳)

ヌイグルミのようなクリクリの目をしたオスの成鳥。

f:id:nagohaku:20190925200744j:plain

アカハラダカのオス(2019年9月24日 名護岳)

名前の由来になっている赤みがかった胸から腹がよくわかる写真。
ただ、タカが飛んでいるときに見えるかというと・・・私には見えませんね(笑)

f:id:nagohaku:20190925200753j:plain

アカハラダカのメス(2019年9月24日 名護岳)

写真だとわかりにくいですが、メスと幼鳥の目(虹彩)は黄色です。

f:id:nagohaku:20190925200757j:plain

アカハラダカの幼鳥(2019年9月24日 名護岳)

幼鳥のおなかには斑模様。

f:id:nagohaku:20190925200707j:plain

名護岳山頂から望む羽地内海方面(2019年9月24日)

この日は視界もよく、名護岳山頂からは伊平屋島も見えました(上の写真の左上)。
通過した台風の影響で外洋はまだ波が高いのか、羽地内海には避難している船が多数。

 

・・・さて、例年より観察時期が遅れているアカハラダカの渡りですが、よい天気が続けば今後さらに多くの渡りが見られそうで楽しみです。

(NM)