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名護博物館ブログ

今週末まで!津嘉山酒造所施設展

現在、博物館ギャラリーでは、「津嘉山酒造所施設展」を開催中です!

津嘉山酒造所は、沖縄本島で戦前から残っている唯一の酒造所です。
木造の赤瓦建築物としては、県内有数の規模を誇ります。

その重要性から、平成18年に国の有形登録文化財に、
平成21年には重要文化財に指定されました。

建物の造りを見たとき、住居には伝統的な沖縄住宅の特色を残しつつ、離れには意匠としての「和」の書院造が施されています。
また、屋根をささえる骨組みは「洋小屋」と「和小屋」を部屋の用途によって使い分けるなど、赤瓦屋としてはめずらしい構造が見られます。


津嘉山酒造所の離れの特色である書院造のレプリカ。
担当職員の力作で本展示会の一押しです!ぜひご覧ください。


現在、津嘉山酒造所は修復工事中で、赤瓦や壁の一部も展示しています。


赤瓦を作るときに使われる道具の数々。


明後日、2月27日(土)は、ギャラリートークのほか、実際にこの道具を使って赤瓦づくりの実演をする予定です。

時間は、

1回目 11時から
2回目 15時半から

の2回です。入場、参加無料です。
下記のチラシでは、時間は約50分となっていますが、それよりやや長くなる予定です。
多くの方のご参加をお待ちしています。


(クリックして、「オリジナルサイズを表示」で大きくなります)

(NM)