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名護博物館ブログ

アカハラダカ・サシバ渡り調査について


アカハラダカ
去年、嘉津宇岳で観察したアカハラダカです。
左は山頂近くで上昇気流にのって旋回する群れ。
右は、森で一休みするオス成鳥です。

サシバ
こちらも去年の嘉津宇岳で観察したサシバです。
サシバの渡りは、アカハラダカよりやや遅れて10月頃から見られるようになります。

朝の青空をタカたちが渡っていく姿には、すがすがしさが感じられます。
運が良ければ、百〜千羽単位の大きな群れを目の当たりにすることもあり、それはもう、圧巻の光景です。
(数時間眺めていても、全くタカが渡らない日もありますが・・・それはそれで記録として大事です)

また、タカ以外の生きものたちに出会えるのも楽しみの一つです。


アマミヤマガラ。朝早くに出勤します。


山梨県から嘉津宇岳にやってきたアサギマダラ。
サシバの渡りの頃には、海をこえてやってくるアサギマダラも見つけることができます。
くわしくは、こちらの記事を。

興味、関心をお持ちになった方は、ぜひ渡り調査の学習会、観察会にご参加ください!
情報については、上の記事で紹介しています。

【関連記事】

● 2015年
アカハラダカ・サシバ渡り調査(2015年秋)の結果と反省会など
秋の嘉津宇岳2015 その18 〜アカハラダカ・サシバ渡り調査〜

● 2014年
秋の嘉津宇岳 〜アカハラダカ渡り近況など〜
続・秋の嘉津宇岳 〜タカの渡り近況など〜