日々のなごはく。

名護博物館ブログ

ヒーバクに座り続けて30年?

常設展示室のヒーバク(火箱)の上に座り続けて30余年(推定)のネコ(のはく製)。
本日をもって引退しました。


引退するネコ(のはく製)
開館当初から子どもたちにさわられ続けてきたため、あちこちはげています。
痛々しい見た目になってきたため、お役目を後進にゆずってもらうことになりました。
長い間のお勤め、ありがとうございました!

今日から2代目が役目をまっとうします。


2代目のネコ(のはく製)

今度ともよろしくお願いします。

ところで、沖縄在来の家畜といったら、アーグー(黒ブタ)や琉球犬などが有名ですが、ネコにもシママヤーと呼ばれる品種があるようです。
展示室のはく製は、このシママヤーの特徴を持つネコです。
やや灰色がかったトラネコで瞳が黄色なのが特徴の一つだとか。
そうはいっても、別に沖縄特有のネコというわけではないと思います。
一昔前に名護近辺で見られたネコはこのようなタイプが多かったということでしょう。



はく製も黄色の瞳を再現しています。

さて、2代目は一体何年先までお勤めしてくれるでしょうか・・・?

(NM)