ここ数日の朝は天気もよく、嘉津宇岳ではタカの渡りがコンスタントに観察されています。
アカハラダカに混じってサシバも見られるようになりましたが、渡りの主役はまだアカハラダカのようです。上の写真では、右下の2羽がサシバです。
並んでいるとアカハラダカより大きいのがよくわかります。
周辺から飛び立ったアカハラダカは、旋回しながら高度を上げ、滑るようにして南よりの方角へ渡っていきます。
上の写真は群れが見やすいようにコントラストを強めにしています。
実際はこのようにはっきりとは見えません。
遠くの空を飛んでいる群れは、見つけるのも一苦労です。
さて、本日10月3日は、アカハラダカ895羽の渡りをカウントしました。
9月12日からの累計では、暫定で3543羽となっています。
もしこのままアカハラダカの渡りが終息してしまうと、ここ5年では最下位のカウント数になってしまいますが・・・
今後もカウント数が伸びるのか、要注目です!
なお、嘉津宇岳を訪れる愛鳥家の皆さんのお話では、今年は他の野鳥の渡りも2週間ほど遅れている印象があるとのこと。
今年は、500羽を越える大きな群れにまだ出会えていないですが・・・
はたして、まだ期待できるのでしょうか?
(NM)