昨日から、始まりました!
「平成23年度名護博物館企画展 鳥の巣展 〜鳥に学ぶ命のつながり〜」
鳥の巣展の企画が動き出したのは、一昨年度。約2年に渡って収集したり、寄贈して頂いたりした鳥の巣と、博物館が収蔵している鳥の剥製を中心に展示しています。
また、他の団体などからご協力を頂いて借用した資料もあります。
ヤンバルクイナの巣
(環境省 野生生物保護センター ウフギー自然館 所蔵)
今回の企画展では、巣の再現にもチャレンジしました。
卵は、実物サイズの偽卵(ぎらん)を粘土で作成し、
下の写真のように巣の模型も造りました。
カワセミの巣。
土手に掘られた巣穴の模型を漆喰で。
海岸に作られるコチドリ・コアジサシの巣の模型。(卵が3個あります)
少しアップ。
条件の合う砂や石を探すのに苦労しました(汗)
岩礁の高い部分に作られるベニアジサシの巣の模型。
鑑で見えるのがポイントです。
会場を見渡してみると、博物館スタッフによる手作り感あふれた展示になったなぁ、と思います。
なお、会場の一角では、辺土名高等学校や大宜味村立喜如嘉小学校、名護市の屋部中学校の生徒による鳥に関する研究発表の成果物(ポスター等)を展示しています。
来週の12日(土)には、生徒たちによる口頭発表もありますので、ぜひ聴きにきて下さい。
それでは、みなさまのご来場をお待ちしています。
開場して最初のお客さんは、近所の保育園の園児たちでした!
ありがとうございました。
(NM)