8月1日、2日の土日に沖縄コンベンションセンターで開催されたイベントに出展してきました!
今回は、「ALLやんばる まなびのまちプロジェクト」の一員としての参加です。
(ALLやんばる まなびのまちプロジェクトについては、こちらをご覧ください)
このイベントは毎年行われていますが、名護博物館は今回が初参加だったので、少し緊張・・・
しかし、終わってみると、色々余裕はありませんでしたが、楽しい2日間でした。
今回の一押しは、ひでき先生による実演ショー!
スプーン曲げやトランプのカード当てゲーム方式で、
マジック・・・
・・・ではなく、力学や光の偏光を学ぶという内容。
スプーン曲げは大人気!
解説書も配りましたが、家や学校のスプーンを曲げると、まず怒られるのでご注意を!
アダンバァ(アダンの葉)やマーニ(クロツグ)の葉を使ったおもちゃづくり。
自然を利用した遊びですね。
人気のコーナーですが、これができたのも、おもちゃづくり名人のSさんが2日間ボランティアで参加してくれたおかげです。
ありがとうございました!
身近な生きものの骨や体の一部の標本いろいろ。
さわったり、お絵かきしながら、どんな生きものか考えてもらいます。
ホネを見た子どもたちから発せられる「恐竜!」の声、圧倒的多数・・・
次点は、「これ本物?」。本物ですヨ!
色々な特徴を話しながら答えを教えると、よく知っている動物でびっくり。
おさわりOKな鳥のはく製たち。
一年中沖縄で見られる留鳥、夏鳥、冬鳥から各1〜2種のラインナップ。
パネル展示は、去年行った企画展「生物の移動展」より。
・・・といっても、パネルを見る子は、ほぼゼロ(泣)
やはり、実物には勝てません。
顕微鏡を使って、川の魚やテナガエビなどの卵や子どもを観察。
イベントがちょうど満月の日と重なっていたので、海に放されたばかりの生きているオカガニ幼生も展示することができました。
(写真は以前撮影したもので黒いバーは1mm)
子どもたちの反応は、
「あんな大きなオカガニの赤ちゃんがこんなに小さいなんて!」
「親と全然違った形!」
などなど。
・・・いいですねぇ、その反応が見たかった!
さて、2日間で1,000名近い方に足を運んで頂き、当館の活動についても色々と知って頂けたように思います。
足を運んで下さった方々、ありがとうございました!
内容について、ちぐはぐな印象を受けた方もいるかもしれませんが、当館の活動テーマは、「名護・やんばるの生活と自然」。
私たちの生活は、様々な自然現象や物理法則を利用しており、水や食べ物をはじめ、おもちゃの材料に至るまで、数えきれないくらいの自然の恩恵を受けることで成り立っています。
自然の恩恵をこれから先も受けるためには、自然のことをよく理解し、共生する道を探らなければなりません。
こういった話へつながる入口になればいいなぁ、と思って今回の出展内容を設定しました。
今後も、「くらしや自然」を学ぶことのできる様々な活動を展開していきますので、どうぞよろしくお願いします。
(NM)