秋の嘉津宇岳2015　その18　〜アカハラダカ・サシバ渡り調査〜

ここ数日の嘉津宇岳では、南へ渡っていくサシバは少ししか確認できていません。
今年のサシバの渡りは、そろそろ幕を閉じそうです。
（調査メンバーによると、名護岳でも同様の傾向とのことです）
※本記事の写真は、すべて2015年10月19日に嘉津宇岳で撮影したものです。

サシバ Butastur indicus の幼鳥
ただ、サシバがいないわけではありません。
森には渡る気配のないサシバの姿が見られます。
彼らは、沖縄で越冬する、いわゆる落ち鷹（ウティダカ）になるのか、それとも・・・

木の枝にとまるサシバ

ハヤブサ Falco peregrinus のメス

この日は、ハヤブサも2〜3羽見られました。
大きさはサシバとほとんど同じです。

　

アマミヤマガラ Parus varius amamii

展望台の目の前の木にとまったと思ったら、スズメガのなかまの幼虫を目ざとく見つけて捕えていました。

さて、タカの渡りの調査は、ほぼ終了したと言えますが、しばらくは小鳥やアサギマダラに会いに嘉津宇岳に足を運ぼうかと思います。

（ＮＭ）

● 名護岳での観察状況は　⇒　こちら

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