昨日(10/31)の朝の嘉津宇岳で。
飛んでいるアサギマダラ。
ん、よく見てみると・・・?
拡大すると、標識番号が!
海をこえて旅をするアサギマダラは、愛好家によって全国で標識個体が放されており、標識番号もインターネット上である程度照会できます。
このチョウの「TSN」は富山県の調査グループの共通標識であることが判明。
さっそく、そちらに問い合わせてみると、写真のアサギマダラは、
9/7に富山県の僧ヶ岳の標高1,200mの場所で放された個体であることがわかりました。
その距離、約1,400km!
その道中に想いをはせると色々な想像がふくらみ、ロマンがありますね。
「世間を騒がせたあの台風のときはどうしたのかな?」とか、「沖縄にくる前にどこかで寄り道してきたのかな?」とか。
多くのファンがいるのもわかります。
嘉津宇岳での今シーズンのタカ渡り調査は、ひとまず終了しましたが、今後もアサギマダラを目的に時々足を運ぼうかと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜オマケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アサギマダラばかりヒイキしていますが(笑)、南西諸島に多いリュウキュウアサギマダラもよく見かけます。
こちらもきれいなチョウですね。
鳴きながら飛ぶサシバ。
数は少ないですが、越冬モードに入ったと思われる個体を見かけます。
(NM)