室外水槽で飼育中のクロヨシノボリ Rhinogobius brunneus が、石の裏に卵を産みつけました!
オスが卵を守ってます。
卵を見つけたのは、先週末の金曜(1/15)。
オスは数日前から、一生懸命石の下に穴を掘っていました。
小石をくわえて穴の外に出すために出入りしていたのですが、この日は出てこなかったので、そっと石の裏をのぞいてみたら卵がありました。
石の裏一面に卵がびっしり。
産んだのはもちろんメスですが、ふ化するまで卵を守ったり、世話するのはオスの仕事です。
見つけたときは、まだ産卵したばかりのようで、胚も未発達でしたが・・・
週明けの今日(1/19)。4日でずいぶん魚らしくなりました。
ちなみに、このクロヨシノボリのペアは去年も産卵しています。
去年は、卵を見つけてから最初にふ化が見られるまで12日かかりました。
水温などにもよると思いますが、2週間くらいはオスが卵を守っている姿を見られるかもしれません。
運よく、ガラスに面したところにあった石の裏に卵を産んでくれたので、外から観察できるようになっています。
博物館にくる機会があったら、ぜひ、のぞいてみてください。
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(NM)