屋我地ひるぎ学園サイエンスクラブの出前授業に行ってきました。
「ALLやんばる学びのまちプロジェクト」として行っている出前授業で今回は名護博物館の番でした。
ちなみに、屋我地ひるぎ学園は名護市の旧屋我地小学校・屋我地中学校を統合して今年度から開校された小中一貫校です。
元理科教諭、ひでき学芸員のスプーン曲げ体験(力学)
酢酸と重曹を混ぜて発生する二酸化炭素を利用して発射するフィルムケースロケット(化学)
それを飛ばして手作りの楽器(固有振動数を計算してアルミパイプを切ったもの)に当て、琉球音階を奏でようというチャレンジですが・・・
見事に失敗!
あぶないので、人に当たらないよう注意が必要です!
さて、短い時間でしたが、子どもたちは楽しみながら学んでくれたようです。
ひでき学芸員が力説したのは、科学の「再現性」。
正しい手順をふめば、誰でも同じことができるということですね。
その再現性を実証するために、科学者は日々試行錯誤しています。
今回のように失敗をくり返しています(笑)
現代の私たちのくらしは、努力の末に得られた再現性によって支えられています。
でも、科学の重要性やその考え方について、義務教育の中で触れる機会はあまりないように思います。
私自身をふり返ってみても、大学で研究に携わる前は「科学」という単語はよく耳にするものの、そのイメージは漠然としたものでした。
このような出前授業が、科学やその楽しさに子どもたちが触れるきっかけとなればうれしいですね。
(NM)