この日、名護市内では夕方曇り空でしたが、皆既月食と天王星食のピークにあたる20時前から21時頃にかけてはすっきりと晴れ、きれいに観察することができました。
名護博物館(東江)の屋上から、フィールドスコープと双眼鏡で観察しました。
天王星が月に隠される「天王星食」の始めと終わりもしっかり観察できました。
上の写真は潜入(左)と出現(右)を比較したものです。
左の写真の月の下端にかかっているが天王星です。
名護博物館のある東江から見えた証拠として、名護番所跡のフクギ群(沖縄県指定天然記念物)と一緒に撮影しました(前回の皆既月食でもやっていました、ワンパターンですね)。
今回の天体ショー(皆既食+惑星食)は442年ぶり、次回見られるのは322年後とのことです。
このフクギ群の樹齢は推定300年ほどとされていますが、次回見られるときにも存在しているでしょうか?流石にきびしい気がしますが、ぜひ長生きしてもらいたいですね。
(NM)