日々のなごはく。

名護博物館ブログ

!!学芸員実習最終日!!

みなさん、こんにちは。
前回の記事を書いたせーらさんと一緒に実習をさせてもらっているかずやです。
今回は学芸員実習の一部を紹介します。

「自然史資料登録実習」の事について説明します。
鳥4羽を自然史資料登録しました。登録する際に、鳥類の計測方法に従って
1、全長 2、全嘴峰長 3、露出嘴長 4、平圧翼長 5、ふしょ長 6、尾長 7、体重の項目で計測します。
全長は、嘴端から尾端までの直線距離を測定。
全嘴峰長は、頭骨の前端(鼻骨の後端)から上嘴の先端までを測定。
露出嘴長は、額の正中線上の最前端にある羽毛の生え際から上嘴までを測定。
平圧翼長は、翼を自然に閉じて、物指の上に平らに押しつけた状態で測定。
ふしょ長は、ふしょ骨後面と脛骨後面の間の関節から中前面の基部の関節までを測定。
尾長は、自然に閉じた尾羽の中央尾羽2枚の生え際(皮膚)から最長尾羽の先端までの直線距離を測定。

計測終わった後、4羽の写真を撮りました。
実物写真を撮る事は登録する際にはとても大切な事です。

将来、この鳥たちは剥製になる予定です。

10日間の学芸員実習を通して、
学芸員の仕事は、とても分野が広く豊富な知識が必要である事を学び、
名護博物館の職員の皆さんは、とても親切に僕達実習生を指導してくれました。
将来、僕達も立派な学芸員になりたいです。
このブログを見ている皆様も、是非名護博物館に足を運んでみてください!。

職員以外にも、かわいい生き物達が皆様方を出迎えます。

PS:台風対策、バッチリしてぴょん(うさこより)