前回(こちら)紹介できなかった生きものを、とりとめもなく写真で挙げていこうと思います!
まずは、ハナサキガエル以外のカエルから。
オキナワイシカワガエル
イシカワガエルもハナサキガエルと同じようにこの時期繁殖します。
川岸にある穴の中の水たまりに卵を産みつけます。
川岸の穴の中にあるイシカワガエルの卵。
C先生いわく、普通はこの写真のように入口が大きく開いた穴には産卵しないそうです。
卵のアップ。2/7に見たときは、まだ発生が進んでいませんでした。
3/1に同じ場所を見てみたら、幼生がふ化していました。
ナミエガエル
体長10cmくらいになる大きなカエルですが、これはまだ3cmくらいの幼体です。
写真は、川岸でじっとしているところ。
ヘビの頭・・・ではなく、
ホルストガエルの幼生(と思われます)。
去年の夏生まれた個体ではないかとのことでした。
ナミエガエル、ホルストガエルの繁殖期は初夏です。
深い淵でじっとしていた別の幼生。顔にこすり傷?がありますね。
ヤマトヌマエビ
この場所で一番多かったエビです。
水中撮影のときにカエルの卵の前をスィ〜を泳いで邪魔してくれました(笑)
オキナワミナミサワガニ
甲幅が4cm以上になる存在感のあるサワガニです。
国頭の川ではけっこう見られるようですが、名護の川では私は見たことありません。
オキナワナガイボグモ
毎回同じ木の幹の同じ場所にいます。このクモの特徴なんだそうです。
いないと、どうしたのかなぁと少し心配に。
同じクモの♂。
オスは、触肢(しょくし)と呼ばれる触角のように見える部分の先がメスと違いふくらんでいます。
オオハシリグモ
水面に浮いていました。
あいかわずの巨体が存在感をかもし出しています。
C先生が葉の裏にいるクモを撮影しているときに、遊びで上から撮った一枚。
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さて、今回の国頭の沢あるきで、写真だけでなく、動画もたくさん撮ることができました。
将来的には、新博物館の展示や、教育用の素材として使用できるように整備していく予定です。
(NM)
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