日々のなごはく。

名護博物館ブログ

リュウキュウアカガエル観察日記

以前紹介した幼生(オタマジャクシ)から飼育していた名護市産リュウキュウアカガエル(記事はこちら)ですが、すっかり大人っぽくなりました。

もうどこから見てもリュウキュウアカガエルです。
公開はしていませんが、今年の3月に保護されて博物館に持ちこまれたアマミタカチホヘビは、5月に卵を複数産みました。こちらの記事で紹介した通り、このヘビは春先に目撃例が多くなります。


飼育中のアマミタカチホヘビの産卵

ふ化直後の卵はとてもやわらかく、真っ白な色で粘着力がありました。


別容器に移して一晩たつと、少しふくれて整った楕円形に。

ただ、残念なことに、いずれの卵もしばらくするとカビが生えてきてしまい、死んでしまいました。
今回、アマミタカチホヘビの産卵を初めて見ましたが、いつかふ化するところも見てみたいですね。

(NM)