去った1月20日は、旧暦の12月8日。
沖縄では鬼餅(オニムーチー)を食べて厄払いをする日でしたね。
スーパーなどの売場でもムーチーを見かけましたが、皆さんは食べられたでしょうか?
・・・さて、それより少し早めの1月9日、名護博物館友の会のSさんの協力を得て、オニムーチーづくりの動画撮影を行いました。
新博物館づくりに関連する撮影です。
動画撮影がメインで写真はあまり撮らなかったのですが・・・
健康を祈願して子どもの年の数だけ吊るすというカーサムーチー。
写真は玄関ですが、実際には、部屋の中に吊るすそうですね。
カーサは月桃(ゲットウ)の葉のことを指していますが、Sさんは月桃ほど香りが強くないクマタケランの葉を使ってムーチー(餅)を巻いています。
蒸したてのオニムーチー。左から紅芋、黒糖、ヨモギ味です。
たくさん作ったので、私もおいしく頂きました。
ところで、ムーチービーサー(鬼餅寒)は、ムーチーを食べる旧暦12月8日頃の冬の冷え込みのことを指しているわけですが・・・
この日も風が強く大変寒い一日でした。
撮影に協力して下さった皆さん、寒い中ありがとうございました。
ムーチーの厄払いが今年のコロナ禍を吹き飛ばしてくれることを祈ります!
(NM)