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名護博物館ブログ

秋の嘉津宇岳2021 その4 アカハラダカ・サシバ渡り調査

今日の朝の嘉津宇岳は天気にも恵まれ、予想通り多くのタカの渡りを観察することができました。数日続いた雨で足止めされていたと思われるタカが一気に渡っていったのでしょう。

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アカハラダカの群れ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

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嘉津宇岳展望台から望む朝日(2021年10月14日)

6時過ぎ、朝日が昇ってくるのを眺めながら、サシバの群れが現れるのを待ちます。

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サシバ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

ただ、今日のサシバは予想より少なく、10~20羽程度の群れが多かったです。

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サシバ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

筋雲(巻雲)をバックに、サシバが点々と写っているのがわかりますでしょうか?

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サシバ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

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サシバ(左)とアカハラダカ(右)(2021年10月14日 嘉津宇岳)

8時頃、サシバに混じってアカハラダカの群れが現れました。

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アカハラダカの群れ(2021年10月14日 嘉津宇岳)

少しずつ数を増やし、今日最大の群れは約150羽でした。

前回の記事で渡りの主役はサシバからアカハラダカへ・・・と書いてしまったのですが、今日の調査を終えてざっと数えたところ、アカハラダカが約350羽、サシバが約160羽で、アカハラダカの方が多い結果となりました。

今日観察されたのが、最後の大きい群れだったのか・・・?
明日以降、要注目ですね!

(NM)