日々のなごはく。

名護博物館ブログ

ミジュンの撮影、リベンジ!+話題の軽石

昨年のちょうど今頃、ミジュンの群れを撮るべく奮闘していたのですが、なかなかタイミングが合わず、撮れずじまいでした。

ミジュンって何?という方は、ぜひ下の記事をご覧ください。

 

最近になってようやく大きな群れに出会うことができました。

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ミジュンの群れ(2021年11月17日 国頭村

あまり透明度がよくないのですが・・・

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ミジュンの群れ(2021年11月17日 国頭村

まぁ、何かしら素材として使えそうなので、ひとまずヨシとしましょう。

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水上から見たミジュンの群れ(2021年11月17日 国頭村

黒い影がゆっくりと動いています。
万を超える大群だと思います。

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水面を漂流する軽石(2021年11月17日 国頭村

近くには、世間を騒がせている軽石がまとまって浮いていました。軽石の下は薄暗いですが、これでもまだ層としては薄いです。

軽石の下にゴマモンガラの稚魚が付いていることがあると聞いていたので、探してみましたが、この場所では見つけられませんでした。

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水面を漂流する軽石(2021年11月17日 国頭村

軽石が10cm以上のぎっしりとした層を作って漂流している場所が、名護をはじめ沖縄本島北部(やんばる)の各地(最近では特に西海岸)で確認されています。

そういった場所の軽石の下は、まるで深海のように真っ暗とのこと。

今回、上の写真の薄い軽石の層の中を泳いだだけで、耳の中やウェットスーツの中に細かい軽石が入りこみ、海から上がった後に落とすのに苦労しました。

魚の胃袋の中から軽石が出てくるのも納得です。

軽石のやっかいさが身に染みてわかりましたね!

(NM)