名護市の源河川(げんかがわ)では、毎年、源河小学校や源河幼稚園の児童によって、リュウキュウアユの放流が行われています。
放流される稚魚は、美ら海水族館で大切に育てられたアユです。
今年は、5月1日に4cmほどのアユ135匹が放流されたようです。
(沖縄タイムスの記事はこちら)
それから約2ヶ月強、「リュウキュウアユを蘇生させる会」のアユ追跡調査に同行させてもらいました。
数は少ないのですが、10cmほどに成長したアユを確認することができました!
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アユは、櫛(くし)状の歯を持っていて、岩などに付いている藻をはぎとるようにして食べます。
その様子も確認することができました。
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ご存知の通り、リュウキュウアユは沖縄では既に絶滅した魚です。
アユを蘇生させる試みは20年以上前から地道に続けられており、先日は、博物館でもアユに関する展示会を行いました(記事はこちら)。
源河川は名護市で最も長く、豊かな自然が残されている川の一つです。
夏になると、その自然を求めて、大勢のキャンプ客が訪れます。
小学生を対象にして行う名護博物館の連続講座「ぶりでぃ子ども博物館」でも、来月、源河川散策を予定しています。
川で遊ぶときは、そこに多くの生きものが暮らしているということに配慮したいものです。
ゴミを捨てるなどは、もってのほか!
アユを見かけたら、遠くからそっと見守ってあげて下さい。
(NM)