日々のなごはく。

名護博物館ブログ

バードウィークにイソヒヨドリの幼鳥

先週の5月10日から16日まではバードウィーク(愛鳥週間)でした。
新聞でもこの関連の話題が多かったですね。

例年、名護博物館や名護博物館友の会で、バードウィークに合わせて観察会や展示会を行っていたのですが、コロナ禍や新博物館の準備なども重なり、残念ながら今年はお休みしました。

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イソヒヨドリの幼虫(2021年5月14日 名護博物館)

バードウィーク期間中に、名護博物館中庭では、近くから巣立ったと思われるイソヒヨドリの幼鳥が見られました。

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一本のガジュマルにいろいろな虫

前回紹介したフタオチョウの観察(記事はこちら)をしているとき、ふと近くにあるガジュマルの木に目を移すと、きれいな昆虫が葉の上にとまっていました。

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イヌビワオオハマキモドキ(2021年5月14日 名護博物館)

調べてみると、イヌビワオオハマキモドキというガの1種のようでした。

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コアジサシのダイビングキャッチ

名護市を北上し、屋我地島へ向かう途中のこと。
羽地内海の上を飛んでいるコアジサシ Sterna albifrons の姿を見つけました。

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コアジサシ(2021年5月5日 羽地内海)

コアジサシは、5~9月頃に南からやってきて沖縄で産卵・子育てを行う夏鳥です。

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飛びこむ直前のコアジサシ(2021年5月5日 羽地内海)

上げ潮時の干潟水面上を飛び回り、ホバリングしたかと思ったら急降下!
そのまま頭から水中にダイブ!

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カラスの巣に用心を!

名護博物館の玄関脇(道路側)に生えているリュウキュウコクタン(クロキ)にハシブトガラスが巣を作っております。

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リュウキュウハシブトガラスの巣(2021年4月30日 名護博物館)

周辺から集めてきたハンガーで作られた巣。カラスの巣としてはかなり低い場所にあるように思います。
近くを通ると、親鳥が威嚇したり攻撃してくることもありますのでご注意を!

カラスが騒いでいたら、その場からすぐにはなれましょう。

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カラスが巣を作っているクロキ(2021年4月30日 名護博物館玄関脇)

(NM)

アマミタカチホヘビ、ミミズを丸のみ

先日の夜、ふらっと立ち寄った道路脇の側溝をのぞいてみたところ、アマミタカチホヘビがミミズを飲みこむナイスタイミングなシーンを見ることができました。

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ミミズを食べるアマミタカチホヘビ(2021年4月28日 名護市内)

自分とさほど太さのかわらないミミズをすごい勢いで飲みこんでいました。

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ミミズを食べるアマミタカチホヘビ(2021年4月28日 名護市内)

急いでカメラを取り出して上の写真はなんとか撮れたのですが、ビデオカメラを準備しているうちに全部飲みこんでしまい、残念ながら動画は撮れませんでした・・・

この間、わずか1分ほどだったと思います。

まさにナイスタイミングでしたね。

(NM)

 

 

フタオチョウ観察日記 2021 その1

名護博物館中庭にフタオチョウの卵と幼虫を見つけて早5日。

 

卵はなくなってしまったのですが、幼虫は順調に大きくなっていました。

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フタオチョウの幼虫(2021年4月15日 名護博物館)

フタオチョウの幼虫らしくなりました。

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浜下り(ハマウリ)のシーズン

昨日(4月14日)は旧暦3月3日で浜下り(ハマウリ)の日でした。
一年で最も潮が引く日で、多くの人が干潟やイノーへ出かけ潮干狩り等を行います。

その前日の13日、干潮の時間に合わせて名護市内の海へ足を運んでみました。

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大潮干潮時の浅瀬(2021年4月13日 名護市内)
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