昨日(4月14日)は旧暦3月3日で浜下り(ハマウリ)の日でした。
一年で最も潮が引く日で、多くの人が干潟やイノーへ出かけ潮干狩り等を行います。
その前日の13日、干潮の時間に合わせて名護市内の海へ足を運んでみました。
平日でしたが、潮干狩りや自然観察を行う人たちの姿があちこちで見られました。
砂浜の波打ち際より少し上を掘ると、イソハマグリなどが取れました。
食べられる貝です。
同じ場所に2cmくらいのスナホリガニ Hippa pacifica もいました。沖縄ではカーミーグヮなどと呼ばれ、揚げて食べたりもしたそうです。
なお、カニと名前は付いていますが、ヤドカリのなかまです。
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さて、沖縄で昔から行われてきた浜下りやイジャイですが、近年は様々な水産物が漁業権の対象となり採取することが規制されています。
モズク(沖縄名スヌイ)、イバラノリ(モーイ)、ヒトエグサ(アーサ)、マガキガイ(ティラジャー)、シャコガイ類(アジケー等)、ナマコ類、タコ類、イセエビ類など、メジャーなものは残念ながらほとんど規制されているようですので、気をつけなければいけませんね。
詳細は沖縄県の下記ページで確認できます。
● 沖縄県農林水産部水産課ホームページ
共同漁業権の免許https://www.pref.okinawa.jp/site/norin/suisan/gyogyo/documents/kyoudou.pdf
(NM)