今週は、レナード彗星、ふたご座流星群と天体好きな人には見どころの多い1週間だったのではないでしょうか。
私は、レナード彗星の撮影にチャレンジしましたが・・・結論から言えばダメでした!
彗星が最接近したという12日の朝5時前、東の空を探しましたが、見つけられませんでした(汗)。下調べが足らず、少しずれた場所を一生懸命探していたようです。
以前に観察したネオワイズ彗星は、見つけやすかったんだなぁ、と改めて実感しました。肉眼でも見えましたからね。
正しい位置的には、冒頭の写真のどこかに彗星があると思うのですが、暁(あかつき)で東の空がうっすら明るくなった状態では、後から写真をいくら拡大しても写ってはいませんでした。残念!
せっかくなので、水平線から昇ってきた日の出を眺めてから退散。ススキの穂がキラキラと光ってきれいでした。
・・・さて、レナード彗星は、16日頃から日没後に南西の空に見えるようです。
今日、明日と金星の近くに見えるらしいので、再トライしたいですが・・・今日は生憎の曇り空でした。
明日がラストチャンスですかね。
(NM)
※ 2021/12/21追記
19日の日没後、当館の屋上から、かろうじて姿をとらえることができました。
フィールドスコープで見ると、なんだかボンヤリ光っているな、程度の見え方でしたが・・・
周辺は街灯などの光源があり、前回よりも圧倒的に明るい環境だったのですが、目印として近くに金星があったおかげで、探しあてることができました(位置的には、いて座のしっぽのあたり)。
いい写真は撮れませんでしたが、まぁ名護市街地からも見えましたよ、という証拠写真ということで!