日々のなごはく。

名護博物館ブログ

春の彩り ~イチュビの瑞々しい実~

名護市内の林道脇で、リュウキュウイチゴ(沖縄名イチュビ)がみずみずしい実をたくさん付けていました。

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リュウキュウイチゴ(2021年4月 名護市内)

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リュウキュウイチゴ(2021年4月 名護市内)

ツヤのある実は甘酸っぱくおいしいです。ツヤがないものはまだ固く酸っぱいです。

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リュウキュウバライチゴ(2021年4月 名護市内)

開けた日当たりのよい場所では、リュウキュウバライチゴもたくさん実を付けていました。こちらも食べられます。酸味は少なくリュウキュウイチゴとはまた違った味です。

なお、リュウキュウバライチゴの方は、市街地にある緑地公園などでも見ることができます。

もう1種、新博物館の敷地内にもたくさん生えているホウロクイチゴも食べ頃と思いますが・・・今年はまだ味見できていません。

 

道ばたでも見られる野イチゴたちですが、食べるときは場所を選んだ方がよいでしょう。公園やよく使われる道などは除草剤などが撒かれている場合があるかもしれません。また、おいしい実は昆虫なども大好物のようで、アリやカメムシ等がたかっている姿も見かけました(口に入れた瞬間中から・・・の場合あり)。

 

いずれにしても、野外のものを口にするときには、よく考えて自己責任で行う必要があります。

(NM)