こんにちは。
全国的に記録的な寒波が到来しており、今週は沖縄でもかなり冷えこむ日がありました。
一昨日の朝は、寒さで動けなくなった魚などが名護市内の海岸に打ちあがっているという情報も当館友の会メンバーから届けられました。
そんな中でも、新博物館敷地内の桜(カンヒザクラ)は花をつけ始め、やがて満開を迎えそうです。
続きを読む新博物館づくりに伴って、事務所を移転しましたのでお知らせいたします。
古い方の建物は職員不在のことが多くなりましたので、電話等によるお問い合わせは下記までお願いいたします。
なお、現在、来る3月のプレオープン(限定公開)、5月のグランドオープン(常設展示公開)に向けて準備中ですので、一般の方の入館はご遠慮頂いております。
ご不便をおかけしますが、御用のある方は、お電話またはメールによりご連絡頂きますようお願いいたします。
【名護博物館新事務所】
住所 〒905-0017 沖縄県名護市大中四丁目20番50号
電話 0980-54-8875
FAX 0980-54-8876
メール nagohaku-info@city.nago.lg.jp
時間 9:30~18:15
※日曜・月曜・祝祭日休館
新しい博物館の本館が9月に完成し、展示物の制作・設置作業に移って早2ヵ月ほどが経過しました。
年度内に主な展示物の設置作業を完了し、3月のプレオープンを目指して邁進しております!
私たちは、管理のために新館と旧館を行ったり来たりする日々を過ごしております。電話がつながりにくいなど、ご迷惑をおかけするケースもあるかと思いますが、どうぞご容赦ください。
※ 新博物館の敷地内では並行して駐車場整備等の工事を行っており、関係者以外はまだ立ち入ることができません。ご理解・ご協力をよろしくお願いします。
先日、名護市内からフクロウ類のバードストライク情報が同じ日に2件続けて当館に寄せられました。
バードストライク(鳥類の人工物への衝突事故)で多いのは、鳥たちには見えないガラスにぶつかる事例です。1件はしばらく休んで無事に野生復帰、もう1件は動物病院に運ばれたようです。
電話で特徴を伺ったところ、市街地周辺でもよく見られるリュウキュウアオバズクかリュウキュウコノハズクと思われました。
ガラス窓によく鳥がぶつかるようでしたら、鳥たちにも見えるようにポスターなどを貼ると良いとされています。
ところで、本題はここからなのですが・・・この話を聞いて、今年の春頃に名護市内の路上で見つけた交通事故死(ロードキル)のフクロウ類が冷凍庫に眠っていることを思い出したのです。
ペチャンコの状態で見つかったので、完全なはく製にはできないものの、翼など部分的な標本は作れると思い、拾ってきたものです。
今回、冷凍庫の整理のついでに、標本化しました。
リュウキュウオオコノハズクの左翼の標本です。
翼には腐りやすい肉や脂はほとんど付いていないので、わりと手早く標本にすることができます(とは言え、除肉して防腐処理、水洗いしてから乾かしているのでそれなりの手間ですが)。
なお、路上で発見したときは下のような状態でした・・・
ややショッキングな写真かもしれません(交通事故でつぶれたフクロウ類の写真です)
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