日々のなごはく。

名護博物館ブログ

2021-01-01から1年間の記事一覧

コアジサシのダイビングキャッチ

名護市を北上し、屋我地島へ向かう途中のこと。羽地内海の上を飛んでいるコアジサシ Sterna albifrons の姿を見つけました。 コアジサシ(2021年5月5日 羽地内海) コアジサシは、5~9月頃に南からやってきて沖縄で産卵・子育てを行う夏鳥です。 飛びこむ直…

カラスの巣に用心を!

名護博物館の玄関脇(道路側)に生えているリュウキュウコクタン(クロキ)にハシブトガラスが巣を作っております。 リュウキュウハシブトガラスの巣(2021年4月30日 名護博物館) 周辺から集めてきたハンガーで作られた巣。カラスの巣としてはかなり低い場…

アマミタカチホヘビ、ミミズを丸のみ

先日の夜、ふらっと立ち寄った道路脇の側溝をのぞいてみたところ、アマミタカチホヘビがミミズを飲みこむナイスタイミングなシーンを見ることができました。 ミミズを食べるアマミタカチホヘビ(2021年4月28日 名護市内) 自分とさほど太さのかわらないミミ…

フタオチョウ観察日記 2021 その1

名護博物館中庭にフタオチョウの卵と幼虫を見つけて早5日。 卵はなくなってしまったのですが、幼虫は順調に大きくなっていました。 フタオチョウの幼虫(2021年4月15日 名護博物館) フタオチョウの幼虫らしくなりました。

名護博物館前のヤエヤマスズコウジュ、満開!

ヤエヤマスズコウジュ(名護博物館前 2121年4月14日) 気づいたら、満開となっておりました。お近くを通る際は、ぜひ眺めてみてください。 (NM)

浜下り(ハマウリ)のシーズン

昨日(4月14日)は旧暦3月3日で浜下り(ハマウリ)の日でした。一年で最も潮が引く日で、多くの人が干潟やイノーへ出かけ潮干狩り等を行います。 その前日の13日、干潮の時間に合わせて名護市内の海へ足を運んでみました。 大潮干潮時の浅瀬(2021年4月13日 …

ロードキル注意!イボイモリ活動中

今年も沖縄県の天然記念物イボイモリが産卵シーズンを迎えています。 イボイモリ(2021年4月13日 名護市内)

春の彩り ~イチュビの瑞々しい実~

名護市内の林道脇で、リュウキュウイチゴ(沖縄名イチュビ)がみずみずしい実をたくさん付けていました。 リュウキュウイチゴ(2021年4月 名護市内) リュウキュウイチゴ(2021年4月 名護市内)

フタオチョウの来館と産卵

今日(4/10)のお昼前、事務室の外でウミガメの骨を洗っていたSさん(名護博物館友の会)が一声、「フタオチョウが飛んでいます」と。 すぐに外に出てみると、名護博物館の中庭にあるヤエヤマネコノチチの周りを2頭のフタオチョウ(沖縄県天然記念物)が飛び…

ヒイロトゲナシケバエ つながって飛ぶ、車にぶつかってくる虫

暖かくなってきた沖縄。今週のはじめ頃から、名護市内で「あの虫」が多数目撃されるようになってきました。 沖縄本島に住んでいる方の多くは、どこかでこの虫を見かけていないでしょうか?道路を走っていると、つながったまま車にぶつかってくるあの虫です。…

自然史資料作製・整理中!その3 アオウミガメ骨格の掘り出し

骨格標本用に埋めておいたアオウミガメを掘り出しました。以前このブログで紹介した、名護市内の砂浜に死体で漂着したものです。 ↓ 紹介記事 掘り出したアオウミガメの鰭(ひれ)の骨格

今年のカンヒザクラ、花ざかり

カンヒザクラ(2021年1月31日 本部町) 週末に名護市(名護岳)~本部町(八重岳)のカンヒザクラを見てきました。 ここ数年は満開の桜をあまり見た記憶がないのですが、今年は見事な桜を咲かしているように感じます。

ザトウクジラのシーズン

伊江島フェリーとザトウクジラ(2021年1月31日 本部町) ザトウクジラが沖縄に訪れるシーズンを迎えました。 上の写真は、本部町を訪れたときに陸から見えたザトウクジラです。伊江島の近くで豪快にジャンプしていました。きっと伊江島フェリーに乗っていた…

ムーチービーサー

去った1月20日は、旧暦の12月8日。沖縄では鬼餅(オニムーチー)を食べて厄払いをする日でしたね。 スーパーなどの売場でもムーチーを見かけましたが、皆さんは食べられたでしょうか? ・・・さて、それより少し早めの1月9日、名護博物館友の会のSさんの協力…