日々のなごはく。

名護博物館ブログ

2011-01-01から1年間の記事一覧

台風を乗り越え、はるばると

三重県立博物館の方々が、名護博物館の視察に訪れました。 新しく総合博物館を建設するということで、いろいろな博物館を見て回ってらっしゃるそうです。台風の影響で、飛行機が飛ぶかどうかの瀬戸際だったそうですが、那覇に着いたその足で名護まで来てくだ…

源河川のリュウキュウアユ

名護市の源河川(げんかがわ)では、毎年、源河小学校や源河幼稚園の児童によって、リュウキュウアユの放流が行われています。 放流される稚魚は、美ら海水族館で大切に育てられたアユです。今年は、5月1日に4cmほどのアユ135匹が放流されたようです。 (沖…

稲刈り体験!

先日もお知らせしましたが、今日は「稲刈り体験講座」が行われました。ナングスクのふもと、せせらぎ広場にある田んぼです。 田植えから103日ほど経過しているそうです。 今日は30名ほどの参加でした。 収穫した稲を運びます。がんばって〜!! 参加者全員で…

稲刈り目前!

4月3日(日)に田植えをした「せせらぎ広場」の田んぼが、収穫時を迎えます! (地図はこちら) ↓ よい感じに稲穂が実っています。 ↓ 明後日16日(土)の13:30から稲刈りを行います。 どのくらい収穫できるか楽しみですね! 興味のある方は、覗いてみてはい…

名護はスバのまち① 新山食堂

名護スバ食べ隊が名護市広報「市民のひろば」で掲載されてから3ヶ月が過ぎました。このブログのなかでもちょくちょく紹介していくつもりではありますが、 私、マメじゃないので・・・(−_−;)少しずつマイペースで出していきますので、気長に見守ってくださ…

七夕

今日は7月7日七夕ですね。名護博物館でも、笹と短冊を置いてみたところ下校途中の東江小学校の児童から「もう短冊ないの〜?」「ピンクの紙ちょうだい!」など準備した短冊がなくなって追加するという事になってしまいました。笹に、結んだ短冊を見てみると1…

ジュゴンワークショップのお知らせ

「北限のジュゴンを見守る会 チーム・ザン」から、ワークショップのお誘いがあったのでご紹介します。チーム・ザンは、名護市内でジュゴンの生息環境調査を行っている市民グループです。今回のワークショップでは、ジュゴンの棲む海の豊かさや美しさ、静かさ…

今日の一枚

お天気雨の後に、博物館の中庭に目をやると、高倉の向こうに虹が見えました。 二重の虹できれいだったので、紹介。写真では、あまりうまく撮れていないのが残念です。(NM)

お父さんが出産!? イッセンヨウジ

前に紹介した(こちら)イッセンヨウジ(Microphis (Coelonotus) leiaspis)という細長い魚。川で見ることのできるヨウジウオのなかまです。ヨウジウオ科の魚は、オスが出産する?魚として有名です。 正確には、メスがオスの腹部や尾部にある育児嚢(いくじ…

比嘉太英氏 講演会

名護博物館 歴史・文化講座 「時を語る」 ―名護・やんばるの昭和20年前後のくらし―を、慰霊の日を控えた22日(水)に開催しました。 講師は比嘉太英先生(いしなぐ福祉会理事長)。長年教師を務め、名護市の教育長をされたこともある方です。先生が途切れる…

オリイオオコウモリ ペリットをペッと吐く

名護博物館の敷地には、県の天然記念物「名護番所跡のフクギ群」があります。 樹齢300年だそうです。この時期、フクギの花が地面にたくさん落ちており、毎朝の掃除に一手間かけさせてくれます。 そして花に混じって、泥のかたまりのようなものもたくさん落ち…

リュウキュウアユ展 開催中です!!

リュウキュウアユ展が昨日から始まりました! この展示会は「リュウキュウアユを蘇生させる会」との共催事業です。開始早々、博物館裏の保育園から園児たちが見にきてくれました。そして、なんと踊りまで披露してくれました。 元気いっぱいです。ありがとう…

名護スバ食べ隊

「名護スバ」を食べたことがありますか? それって何?って思う人もいるかもしれませんね。 「スバ」とは、方言で「そば」のこと。 いわゆる「沖縄そば」のことです。 名護市で出している沖縄そばを総称して「名護スバ」といっています。 以前から、「名護の…

川の潜水観察に行ってきました

市内のある川(西海岸)に行ってきました。潜水・・・というと大げさですが、実際は、膝下〜腰くらいまでの水深で、川の中をほふく前進といったところですかね。しかし驚くなかれ、水深が膝下までしかなくても、水の中を見てみるとたくさんの生きものがいま…

絞り染め作品展がギャラリーで行われました!

去った5月27日(金)〜29日(土)に博物館ギャラリーで、第20回 時の会 絞り染め作品展が行われました。 いずれも目を見張る美しい作品ばかり! ただ、見惚れるだけでなく、作品を作るまでの苦労やこだわりまで伝わってくるようでした。時の会のみなさん、お…

リュウキュウアユ展

6月14日(火)〜19日(日)に、名護博物館ギャラリーにて「リュウキュウアユを蘇生させる会 20周年記念 リュウキュウアユ展」が行われます。リュウキュウアユは、沖縄島と奄美大島にしか生息していない貴重な魚です。しかし、沖縄島のリュウキュウアユは絶滅…

博物館の住人? 〜庭部門その② カエルの合唱〜 

夕方仕事をしていると、博物館の庭からはカエルの鳴き声が。 リュウキュウカジカガエル Buergeria japonicaかつては、ニホンカジカガエルと呼ばれていた本種。本土にいるカジカガエルと間違えやすいということで、和名を変更したそうです。このカエルは、き…

博物館の住人? 〜庭部門その①〜

博物館の庭では、いろいろな生きものを観察することができます。今日は、庭に植えてあるギョボクにツマベニチョウが産卵していたようです(Y本さんが確認)。天気の良い日に仕事していると、庭から物音がガサガサ・・・正体は、アオカナヘビ Takydromus smar…

てのひらかみしばい

博物館で販売している、てのひらかみしばいを紹介します。沖縄の民話を使った紙芝居で、「人のため我がため」と「おばぁのちえ」の2種類があります。一見、ただの本?のように見えるのですが実は一枚の長い紙で、出来ているちょっと不思議な紙芝居です。今…

バードウォッチング

以前お知らせしましたバードウォッチングが 14日(土)に行われました。雨が心配されましたが、結局1度も降らずに 予定通りのコースを歩くことができました。博物館を出発し、幸地川沿いを通り、南展望台へ。講師の嵩原先生はさすがです。 通りすがりの植物…

【告知】時の会絞り染作品展

名護博物館にある博物館ギャラリーでは、博物館の企画展のほかにも、貸ギャラリーとして、多くの市民の皆様にご利用いただいております。 博物館ギャラリーの使用についてはこちら5月27日(金)より、 第20回時の会絞り染作品展が行われます。ぜひご覧…

祝 バードウィーク!

やってきました。 愛鳥週間(バードウィーク)は5月10日〜16日までの一週間。これまで沖縄で確認されている鳥類は、約480種とされていますが、 これは日本全体で見ることのできる野鳥(約600種)の約8割にもなります。まさに野鳥の宝庫ですね。繁殖期を迎え…

コモちゃん

コモちゃんを知っていますか? オリイオオコウモリのコモちゃんです。 名護博物館に来たことのある方なら、ご存じの人も多いはず。 名護博物館で一番の人気者だったコモちゃん、2010年4月26日に永眠しました。 生まれてすぐに博物館で保護され、 以来、たく…

博物館の住人? 〜水中部門その③〜

今日は、博物館で飼育中の魚3種を紹介します。 ミナミハゼ Awaous ocellaris 第1背鰭(だいいちせびれ)の黒い斑点がチャームポイントです。 クロミナミハゼ Awaous melanocephalus ミナミハゼににていますが、背鰭の黒い斑点はなく、地味な印象・・・ タネ…

田んぼの草取り

名護城(ナングスク)の麓にあるせせらぎ広場(名護中央公園)。ここに、名護博物館友の会が管理する小さな田んぼがあります。昨日の5月5日(木)は田んぼの草取りが実施されました(田植えは4月3日(日)に実施)。奮闘したのは、友の会メンバー8人。小さな…

巣 実は…

先日のシジュウカラの巣の写真。さらっとうまく撮れたように紹介されていますが、 写真素人の私。 実は、いくつもの失敗を経て撮れた奇跡の写真たちでした。親が巣に入る瞬間。 おしりしか写っていないうえ、 完全にピンボケ。 ピントは合ってきた。 けど、…

本日開館

5月5日こどもの日名護博物館 特別開館!(通常通り18時まで開館) 朝からぞくぞくとお客様が訪れています。くもりや雨の日の博物館もなかなか雰囲気があっていいですよ。お待ちしています。(ひ)

オオウナギ死亡

12日の記事で紹介したばかりのオオウナギが死亡しました。 紹介記事はこちら何日か前からエサを食べず、衰弱していましたが、今日の朝死亡を確認しました。 持ちこまれたのが11月ですから、半年弱飼育していたことになります。短い間でしたが、博物館に訪れ…

自然史資料受入れ(タイワンスジオ、ガラスヒバァ)

博物館に保存されている資料の中には、持ち主のご好意によって譲っていただいたものが数多くあります。歴史的・美術的に価値のある工芸品から、ご家庭で使われなくなった古い道具までさまざまです。これらは名護の貴重な財産で、博物館で末長く保存されます…

巣 シジュウカラ

4月20日の沖縄タイムスに載っていましたね。 シジュウカラの巣。そこで早速私も行ってきました。民家の庭先にあるヘゴの茎。 のそいてみると、いましたいました! ワンルームで暮らす彼らはだいぶ大きくなっていて、ぎゅうぎゅう詰め。 けれど、巣床は柔らか…