日々のなごはく。

名護博物館ブログ

名護博物館友の会

秋の嘉津宇岳2021 その1 アカハラダカ・サシバ渡り調査

アカハラダカの群れ(2021年9月24日 嘉津宇岳)

アダンバァーのクラフトで出前授業

名護市内の高校(定時制)から、アダンの葉などを使った小物づくりの学習をしたいという相談を受け、「名護博物館友の会」の皆さんが中心となって出前授業を実施してきました。 アダン葉を使ったワークショップ(2021年7月30日 名護市内)

ムーチービーサー

去った1月20日は、旧暦の12月8日。沖縄では鬼餅(オニムーチー)を食べて厄払いをする日でしたね。 スーパーなどの売場でもムーチーを見かけましたが、皆さんは食べられたでしょうか? ・・・さて、それより少し早めの1月9日、名護博物館友の会のSさんの協力…

新博物館にむけての展示準備 ~フーヌイユ漁の資料収集など~

新博物館の地鎮祭が無事終わり、いよいよ建設工事が始まりました。博物館のメンバーは、資料整理や引越し準備等のほか、展示にむけての準備を進めています。 本格的な展示制作は建物ができてからですが、今年度は一部の展示物や映像制作、資料等データベース…

今年のドングリ、実り具合はいかに・・・?

もうじき12月ですが、温かい日が続いている沖縄です。ドングリが実を付けるシーズンを迎えていますが、今年の実り具合はいかに・・・? アマミアラカシ(2020年11月 名護市内)

秋の嘉津宇岳2020 その6 ~アカハラダカ・サシバ渡り調査~

毎朝続けている嘉津宇岳のタカ渡り調査では、10月14日をピークにサシバのカウント数も落ち着いてきました。 本日(10月21日)は33羽のサシバが渡ったのみで、終息が近づいているように感じています。名護岳でも同様の傾向が見られているようです。 サシバの…

秋の嘉津宇岳2020 その4 ~タカ渡り調査と日月~

10月に入り、アカハラダカに加えてサシバが姿を現すようになりました。サシバはアカハラダカよりさらに朝早く渡っていきますので、6時台には現場に到着しています。 10月4日、6時過ぎに現場に着くと、ちょうど十六夜(いざよい)の月が嘉津宇岳のむこうへ沈…

秋の嘉津宇岳2020 その3 ~アカハラダカ・サシバ渡り調査~

ここ数日の朝は天気もよく、嘉津宇岳ではタカの渡りがコンスタントに観察されています。 アカハラダカのメス成鳥(2020年10月2日 嘉津宇岳)

秋の嘉津宇岳2020 その2 ~アカハラダカ・サシバ渡り調査~

本日(9/30)、嘉津宇岳では今年初のサシバとアサギマダラ(チョウ)を確認しました。残念ながら写真はないのですが・・・ アカハラダカは、9月23日に千羽弱の渡りをカウントしたのがピークで、その後は多くて一日に数百羽程度の確認に留まっています。 アカ…

秋の嘉津宇岳2020 その1 アカハラダカの渡り調査と観察会

今年もアカハラダカの秋の渡りのシーズンを迎えています。名護博物館と同友の会などのグループは、毎年9月から10月にかけて、北から南へ渡っていくアカハラダカ、サシバのカウント調査(名護岳・嘉津宇岳)を早朝に行っています。 このブログでは、私の担当…

新博物館、屋外展示づくりへの第一歩!

新しい博物館づくりは昨年度に土地の購入や造成工事を終え、今年度からいよいよ建築工事を開始する見込みです。 新博物館の建設予定地は、今の名護博物館から車で5分圏内の市街地にあります。この場所は沖縄県の森林資源研究センターがあった場所であり、街…

子育てに奮闘!名護市内のサンコウチョウ

ヒナにエサを運ぶサンコウチョウのオス(2020年6月10日 名護市内) 前に紹介した名護市内で抱卵していたサンコウチョウ。6月はじめに無事ヒナが産まれ、親鳥は大忙しです!

雨にも負けず・・・!サンコウチョウ

前回紹介したサンコウチョウが、卵を抱き始めたようです。 抱卵するサンコウチョウのメス(2020年5月22日 名護市内) 雨の中、巣から動かずにじっとしているメス。わりと開けた場所なので、ずぶ濡れ!・・・でも頑張ります!

初夏の訪れ「三光」の鳥

初夏は多くの野鳥の子育ての季節。愛鳥週間の影響もあってか、5月に入ってからこのブログで紹介している野鳥のヒナや子育てに関する記事のアクセス数が増えています。 先日は、名護博物館友の会のOさんより、名護市内のサンコウチョウの巣情報が寄せられまし…

イボイモリ幼生のふ化が本格化! そのほか

前回(こちら)、イボイモリの痛ましいロードキルのことを話題に挙げましたが、その後の状況が気になり、夜間の見廻りに行ってきました。 イボイモリの幼生(2020年5月2日 名護市内)

イボイモリ注意報!

本日、名護博物館友の会のOさんから名護岳(名護中央公園)の林道で沖縄県天然記念物であるイボイモリのロードキル(交通事故死)が多発しているという情報提供がありました。 名護岳で確認されたイボイモリのロードキル個体(2020年4月21日) ※ 以下の内容…

~名護博物館 友の会 文化祭 開催中~

3月31日(火)まで博物館ギャラリーで「名護博物館友の会 文化祭」が開催されています。名護博物館友の会員の様々な作品を展示していますので、ぜひご高覧ください。 友の会文化祭1 *日 時:3月25日(水)~3月31日(火) 10:00~18:00 入場無料 *休館日:3…

アダン葉細工づくり講座を行いました!

海に囲まれた沖縄では、海岸を縁どるようにアダンが生えているのを目にします。 昔から沖縄ではこの植物を利用してきました。籠(かご)や敷物(しきもの)、草履(ぞうり)、縄(なわ)など。様々にその姿をかえ、アダンは人々のくらしの身近にありました。…

未知なる沢を歩く!

沖縄は寒暖の差が激しい日が続いていますね。先週末までは暖かかったですが、今週はまた冷えこんでいます・・・体調を崩さぬようご注意を! さて、数名の博物館友の会メンバーと一緒に名護市内の沢を歩いてきたので、少し紹介したいと思います。 沢沿いにそ…

名護の山歩き

睦月の終わる頃、友の会の仲間と共に名護市内の山を歩きました。 この日は曇り空。気温も低く、今にも雨が降りそうな雲行きで鳥も声もなく、静かな森の中でした。 それでも季節を感じられる花々を見ることができました。その中からいくつか紹介します。 ビロ…

博物館のお引っ越し10 現博物館の勉強会

先日、博物館職員や博物館友の会などの有志による勉強会がありました。 博物館受付

秋の嘉津宇岳2019 その5 ~アカハラダカ・サシバ渡り調査~

前回の記事で、嘉津宇岳で見られるタカの渡りがほぼ終息したようなことを書いたのですが、 ここ数日、サシバの渡りが(数は多くないですが)コンスタントに続いています。昨日(10/22)、今日(10/23)と各100羽ほどのサシバの渡りを観察することができまし…

秋の嘉津宇岳2019 その4.5 名護でも雲海?

毎朝続くタカ渡り調査。 このブログでは、タカたちの渡りの季節で見られる他の動物や景色、気象現象なども紹介しています。毎朝山に通っていると、めずらしい光景に出くわすこともあるのです! 市街地上空一面をおおう雲(2019年10月18日 嘉津宇岳) 今日(1…

秋の嘉津宇岳(名護岳)2019 その4 ~タカの渡りも一段落か~

朝のタカ渡りカウント調査が続いております。 嘉津宇岳では、約2600羽を記録した10月3日をピークにアカハラダカの渡り個体数は減りつつあり、ここ数日ではほとんど見かけなくなりました。 10月6日にはサシバを初確認しましたが、嘉津宇岳では大きな群れを見…

秋の嘉津宇岳2019 その3 ~今年最大のアカハラダカの群れ~

今日(10/3)の嘉津宇岳では、今シーズン最高の2,600羽超のアカハラダカの渡りを観察することができました。 アカハラダカの群れ(2019年10月3日 嘉津宇岳) Flock of Chinese Sparrowhawks (Accipiter soloensis) , Mt. Katsuu Nago Okinawa, 3rd October 2…

アカハラダカの渡り、ピーク到来か

毎朝行っているアカハラダカの渡りカウント調査、 9月24日は天気に恵まれ、名護岳で約800羽、嘉津宇岳で約600羽のアカハラダカの渡りを見ることができました! アカハラダカ(2019年9月24日 名護岳)

秋の嘉津宇岳2019 その1 ~タカ渡りピークは台風通過後?~

9月に入り、朝のタカ渡りカウント調査を開始しました。私は嘉津宇岳担当で9月9日から毎朝足を運んでいますが、まだアカハラダカの渡りは確認できていません。名護岳でもほとんど確認できていないようです。 嘉津宇岳(2019年9月10日撮影)

アダン葉で小物入れを作ってみよう!

名護博物館友の会でアダン葉の小物入れを作ってみよう! という話になりました。 アダン葉で作った小物入れ

夏休みこども自由研究 in 沖縄コンベンションセンター 2019

博物館にとって夏は講座、イベント等で大変忙しい季節です。今年は新博物館事業も上乗せされて、目まぐるしい日々を過ごしています。先週末の土日は、宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催されたイベントに出展してきました。

ツルヒヨドリの除去作業など

ブログの更新がなかなかできず、少し前のことになってしまったのですが、6〜7月に特定外来生物ツルヒヨドリに関する記事(こちら)がこのブログ内で一番アクセスされていました。 新聞でも何度か取り上げられ、名護市議会でも議題に挙がるなど、数年前に比べ…